2011年10月31日月曜日

NO TIE, YOU DIE. @white vol.8

『装苑presents合同展示会white vol.8』に出展した山梨のネクタイをご紹介します!


ホワイト展は、新しいファッション・アクセサリーのブランドたちがしのぎを削る、注目の展示会です。

山梨の織物産地からは若手~ベテランの織物職人たち10人が参戦!
ネクタイ生産量日本一のプライドをかけて提案した100点以上のネクタイは、それぞれの個性的を活かし、得意技をふんだんに盛り込んだキャラの立ったものばかり。

各々の機屋さんのキャラクターを重視し、メンバーそれぞれが主役になれるようディレクションしてくれたのは、世界を代表するトレンド予測会社のトレンドユニオン(EDELKOORT EAST株式会社)。

「individuality (個性)」というテーマのもと、10社の機屋さんがそれぞれのキャラクターを活かしてネクタイ& ネックウェアは、来場者にもかなり好評だったようです。

そのなかから、いくつかピックアップしてご紹介します!







次は出展した10社のコーナー。

(有)羽田忠織物
真田織物

滝口織物

(有)カシワギ

ツタキ織物

(株)郷田商店
(有)リード

(有)渡小織物

(有)テンジン

山崎織物(株)

こちらもご覧下さい!
*今年3月にVACANTで開催されたネクタイフェアの様子はこちら




2011年10月27日木曜日

第1回目 織物企業ブランド力向上サポートプロジェクト

今年から客員研究員として郡内織物産地にきていただいている、台東デザイナーズビレッジ村長の鈴木淳氏の指導のもと「織物企業ブランド力向上サポートプロジェクト」がスタートしました!
この事業は、機屋のブランディングを目的としており、機屋から発信することで出来る、新しいサービスを提案していきます。
まずはヒヤリングを行い、ブランディングの方向性とアクションプランを話し合いました。


舟久保織物とのミーティング。
舟久保織物が得意とするほぐし織りの技術を中心としたブランディングを企画。
ほぐし織りとは、たて糸だけに柄を染めて織ることで、独自の深みと色合いのある絵柄が表現できる、伝統的な技法です。ほぐし織りで傘生地を作る機屋さんは、日本でも山梨にしかありません。このほぐし織りの魅力を知ってもらうための方法を中心に打ち合わをしてきました。



光織物有限会社とのミーティング。
掛軸の生地などを織っている(有)光織物でのミーティングは、スタッフを含めたブレインストーミング。面白い案が沢山生まれてきました。今後はそれらを整理し、戦略を立て、事業化に向かいます。



有限会社テンジンとのミーティング。
(有)テンジンはリネン素材の織物を得意とし、自社でのブランドにもファンが沢山ついている会社です。そのブランド力をさらに伸ばすために必要な情報の取捨選択を話し合いました。


この他、株式会社槙田商店、織物企業6社のグループによる阿吽蜻蛉ブランドから事業参加の応募がありました。今後、シケンジョでは応募企業を中心に、産業全体のブランド力向上を目指して客員研究員の鈴木淳氏と一緒に支援を行っていく予定です。




********************* お ま け *********************

舟久保織物の工場前にある田んぼにて。コシヒカリとカマキリ。
郡内産地では、機を織りながら、農業に携わる方も少なくありません。
江戸時代のころの「半農半機」といわれるライフスタイルがまだ残っているのかもしれません。
のんびりとしていて気持ちの良い風景に囲まれた織物産地です。



(高須賀)




2011年10月26日水曜日

織物企業ブランド力向上サポートプロジェクトがスタート

今年度、シケンジョの客員研究員として委嘱している台東デザイナーズビレッジ村長こと鈴木淳さん((株)ソーシャルデザイン研究所代表取締役)と一緒に、織物企業のブランド力を向上するためのサポートをしていこうというプロジェクト、その名も「織物企業ブランド力向上サポートプロジェクト」(そのまんまですが)を実施します。


8月にメルマガや組合等の関係機関への公募をしたところ、次の5つの企業&グループから応募があり、このたび対象企業(&グループ)として決定しました。


これから、それぞれの企業が抱える現状、課題、目標を、鈴木淳さんと一緒にヒアリングを重ねながら、自社ブランド開発、販路開拓などのステップアップを目指し、バックアップしていきたいと思います!




2011年10月25日火曜日

撚り付け職人の仕事

産地を支える、職人の仕事を紹介します。

今回、紹介するのは「撚り付け職人」の仕事です。
撚り付け職人を知っている方はめったにいないかも知れませんね。
表に出ることがあまりないお仕事なのですが、この撚り付け職人がいないと織物産地としての機能を失ってしまうほど大事なお仕事なんです!

撚り付けとは、織り終わったタテ糸に新しいタテ糸を結び付ける作業のことを言います。10000本以上ある糸を間違いなく結び付けていくことは容易な作業ではなく、その作業を長年の経験と手先の感覚で一つの狂いもなく行っていきます。

まずは、古いタテ糸と新しいタテ糸をくしで丁寧にとかし、二つを結び付ける準備を行います。


次に取り出したのが年期の入った木の道具箱。この中には、撚り付け機(糸を結ぶための機械)が入っています。
この道具箱を見ただけで、職人さんの行ってきた仕事の厚みと歴史を感じました。 


織機の周りに組み立てたレールに撚り付け機をセッティングします。 


 撚り付け機に古いタテ糸と新しいタテ糸をセッティングし、撚り付け機を動かしていきます。この段階で丁寧な仕事が出来ていなければ、機械がすぐに止まってしまいます。すべての作業が手を抜けません。


気持ちの良いリズムで糸を繋いでいくのですが、この撚り付け機の動きがまた凄い!!ずっと見ていても、どのように糸を結び付けているのか全く分かりませんでした。

撚り付け機の動画もアップロードしておいたので、是非見てみてください。芸術的な動きを見せてくれます。 


無事に12000本のタテ糸を 繋ぐことが出来ました。


撚り付けの繊細な作業を一通り見ていると、この結び目すらいとおしく見えてくるのが不思議です。 



光を透過しキラキラと輝くタテ糸。


video
撚り付け機の動き


(高須賀)




2011年10月24日月曜日

感じる服 考える服:東京ファッションの現在形

東京オペラシティの企画展、「感じる服 考える服:東京ファッションの現在形」に、なんと、山梨県織物産地の織機(実物)が展示されています!

東京オペラシティでただいま好評開催中の企画展、「感じる服 考える服:東京ファッションの現在形」に参加している注目の若手デザイナー山縣良和さん(リトゥンアフターワーズ)の展示に、山梨県織物産地の織機が作品の一部として展示されています。

手織り織機ではなく、1トン以上もある本物の量産用ドビー織機(!)が、アート作品の一部として展示されるというのは、前代未聞ではないでしょうか?

このプロジェクトのきっかけになったのは、シケンジョとNPO法人ドリフターズインターナショナルとの共催で7月22日に実施した「ドリフターズ・サマースクールバスツアーin山梨『生地をもっと知ろう』」に、山縣良和さんがサマースクール講師として参加し、産地の工場見学をしたことでした。

ちなみに、このバスツアーに参加したサマースクールの方々によるサマースクール公演(9月14日(水)-16日(金)、会場:KAAT神奈川芸術劇場)でも、このときの工場見学での印象が、作品の骨格を決めるきっかけになったそうです。

今回、作品に織機を提供してくれたのは、このとき訪問した西桂町の武藤株式会社。
山縣さんからの申し出に、こころよく織機を無償で貸していただきました。
また、巨大な織機を東京の会場まで運んでくれたのは、機屋番匠の渡辺徳重さん。

山梨の職人の方々の協力なくして、このプロジェクトの実現はありませんでした。
 リトゥンアフターワーズ山縣良和さんと山梨産地のコラボ(?)作品、ぜひ会場でご覧ください!
(五十嵐)

感じる服 考える服:東京ファッションの現在形
会期:10.18[火]-12.25[日]
会場:東京オペラシティ




2011年10月21日金曜日

富士山麓の織物工場でつくり手に出会うバスツアー2011


開催概要
※バスツアーの募集は締め切らせていただきました
※セミナー参加者(県内産地の皆さま)は募集中です。

 都心から90 分、富士山麓の大自然と富士五湖に囲まれ、「日本のコモ」と謳われる、” 知る人ぞ知る” 日本有数の織物産地、山梨県郡内エリア。
日本一のネクタイ、洋傘など多彩な生産アイテムと昔ながらの職人の技で有名ブランドを支える高級テキスタイルの製造現場に足を踏み入れ、つくり手に出会うバスツアーを開催します!

 糸が生地へと姿を変える瞬間に立ち会いながら、テキスタイルの現場でつくり手達と交流して生の声を聞いてみませんか?


 バスツアー定員は20名。ファッション・インテリア・雑貨などに関わる小売・流通・製造・デザイン・メディアなどの業務に携わる方、産地とのビジネスに興味のある方、 今後のビジネスに産地とのつながりを活かしていきたい方が対象です。
山梨県富士工業技術センターがチャーターしたバスで新宿~山梨を往復して皆様を産地にご招待する、山梨県郡内織物産地の魅力を知るものづくり系日帰りツアー!!



◆基本事項
開催日 平成23 年11月25日(金) (新宿発9:00 新宿帰着21:30予定)
主催 山梨県富士工業技術センター 協力 山梨県絹人繊織物工業組合
内容 ①工場見学ツアー/②セミナー/③情報交換会/④交流会(それぞれ下記参照)
  ※工場見学は公募によるバスツアー、セミナー以降は産地企業が合流して実施となります。
料金 : 昼食・懇親会実費負担(¥4,000- 前後)
定員 : 20 名(申込み先着順*)
お申し込みについて
本ツアーの募集は締め切らせていただきました。
また、次回(未定)の産地ツアー情報の配信を希望の方はこちらからお名前、メールアドレスをご登録ください。メールにて情報をお届けいたします。


※山梨産地企業の方のセミナー&情報交換会への参加申し込みはこちらからお願いいたします。
「セミナー&情報交換会参加申し込みフォーム」

お問い合わせ先
担当:山梨県富士工業技術センター 繊維部 五十嵐・尾形
E-mail yamanashi.sikenjo@gmail.com TEL 0555-22-2101
日程
8:45 新宿駅西口集合* → 9:00出発→ 10:30 山梨県西桂町到着(工場見学)→ 12:20昼食 ( 吉田のうどん) → 13:10 山梨県富士吉田市到着(工場見学) → 15:20山梨県富士工業技術センター到着→ 15:30現地セミナー&産地企業との情報交換会 → 17:30交流会(夕食&懇親会)→ 19:30東京へ出発→ 21:30新宿西口へ帰着(予定)


◆①工場見学ツアー
富 士山の湧水が豊かに流れる西桂町、そして富士の麓に広がる富士吉田市で、織物の製造現場を見学します。郡内産地は、ハイテク織機と伝統の職人技が混在し、 多彩なアイテムを産出する小さな工場の集積地です。山梨でしか見ることのできないモノづくりの現場をご覧いただきます。

[見学先](株) 槙田商店(傘地・服地)/武藤(株)(ストール・マフラー)/(有) テンジン(リネン・ネクタイ)/舟久保織物(ほぐし織・ネクタイ)/山梨県織物整理(株)(各種加工・ニードルパンチ)

[参考]過去に実施した工場見学ツアーの様子です。
  ★8月26日開催 『織物産地工場見学ツアーin山梨』 (台東デザイナーズビレッジとの共催)


◆昼食 「吉田のうどん」
 農林水産省『郷土料理100選』に選ばれた富士吉田市を代表する地元料理、独特のコシのある麺で有名な、吉田のうどんを昼食に予定しています。※(実費:300~500円程度)

[参考] 吉田のうどん(富士吉田市富士山課) 


◆②現地セミナー&③情報交換会
「地 域ブランディングのカリスマ」「NIPPON MONOICHI」プロデューサー、元小田急百貨店マーチャンダイザーの山本聖氏を講師に招き、台東デザイ ナーズビレッジ村長こと鈴木淳氏をコーディネータとする贅沢な産地企業との情報交換会を開催!産地企業とともにセミナーを受講し、また産地企業が自社の生 地・製品を紹介するビジネスマッチングを実施します。

セミナーテーマ 「消費者に届くものづくり産地の魅力とは
講師 山本 聖
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 新事業支援部プロジェクトマネージャー
コーディネータ 鈴木 淳
山梨県富士工業技術センター客員研究員
株式会社ソーシャルデザイン研究所 代表取締役
会場 山梨県富士工業技術センター(山梨県富士吉田市下吉田2095)

◆④産地企業との交流会 17:30-19:30
  バスツアー参加者、産地企業と交流を深める懇親会を開催します。
  会場:富士吉田市内  開催協力:山梨県絹人繊織物工業組合

募集案内フライヤー






(注)
※先着順で受け付けており募集人数に達した時点で募集終了となります。
※応募多数の場合、先着でも例えば同一企業で複数応募の方は1社1名にしていただくなど、
ご協力をお願いさせていただくことがありますので、あらかじめご了承ください。
※集合場所等の詳細は、お申込みいただいた方にメールにてご案内いたします。
※時間、訪問先については、諸般の事情により変更させていただくことがあります。

TREND UNION  2013SSシーズンセミナー

11月1日、トレンドユニオンによるセミナーが東京の神宮外苑にて東京デザイナーズウィーク開催中に実施されます。
トレンド ユニオン日本支社(EDELKOORT EAST株式会社) 代表の家安香さんは郡内織物産地の「やまなしネクタイフェア」のディレクションをしていただいている方です。
ネクタイ以外の機屋さんにもぜひ体験してもらいたいセミナーです。

今回は、トレンドユニオン代表のリー・エデルコートさん直々のセミナーとなります。




以下TREND UNION JAPANホームページより
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今求められているのは生活のクオリティーであり、文化や国境を越えた価値観の共有だと考えるリー。

世界的にも混沌とした状態が続き、環境不安もつづく中、今企業やデザイナー、クリエイターに求められているものは日常の素晴らしさをあらためて再発見するきっかけとなるものであるというメッセージをデザイン、ライフスタイルの観点からまったく新しい形で共有する一日となるでしょう。
今年はトレンドセミナーに加えて、第1部に建築トークセッションを行います。隈研吾、鈴野浩一をゲストに迎えて、パネルディスカッションを行います。


会場
TOKYO DESIGNERS WEEK2011中央会場
明治神宮外苑絵画館前 TDW DOME内
TOKYO DESINERS WEEK2011についての詳細は公式HPからどうぞ。

日時
2011年11月1日(火)

第1部:(開場9:00 9:30-11:30)
建築トレンド・パネルディスカッション
ゲスト:
隈研吾(隈研吾建築都市設計事務所/東京大学教授)

第2部: (開場12:30 13:00-16:00) 
シーズントレンドセミナー2013SS

チケット
(TOKYO DESIGNERS WEEK 2011入場料込)
1部:一般3500円
2部:一般12000円
セット:一般13500円
※料金の支払いは銀行振込制(事前)となっております。
※振込確認後に、入場チケットをメールにてお送りいたします。

お申し込み;
一般の方はTDWのHPよりお申し込みください。
※メンバー及びブックを購入いただいている方は郵送のFAX申し込み用紙、または直接info@trendunion.jpまでお願いします。

お申し込み締切: 2011年10月28日




2011年10月19日水曜日

合同展示会「white」vol.8 に山梨のネクタイが登場

来週25日~27日まで渋谷の文化ファッションインキュベーションにて開催の装苑 presents 合同展示会「white」vol.8へ、やまなしのネクタイが出展します!

山梨からの出展は、今年3月にVACANT(神宮前)で開催された「YAMANASHIネクタイフェア」同様、トレンドユニオン(EDELKOORT EAST株式会社)のディレクションのもと、山梨県絹人繊織物工業組合傘下のネックウェアを製造する織物企業グループでの出展となります。


「No tie, You die.」(ネクタイなしには生きられない)というキャッチフレーズのもと、新しいネクタイのかたちを、ネクタイ生産日本一の山梨県郡内産地から提案します!





装苑 presents 合同展示会「white」vol.8

開催日時
10/25(火) 10〜20時 (オープニングパーティあり)
10/26(水) 10〜20時
10/27(木) 10〜18時

開催場所
文化ファッションインキュベーションhttp://bfi.bunka.ac.jp/
参加企業
(有)カシワギ/(有)リード 山崎織物(株)/(株)郷田商店 /(有)羽田忠織物/(有)テンジン 真田織物/(有)渡小織物 ツタキ織物 滝口織物




2011年10月13日木曜日

都留市商家資料館

 都留市はかつて山梨県郡内地方の産業・経済の中心地に位置する商家町として栄え、現在でもその面影を見ることができます。今回は、絹問屋を改装した都留市商家資料館をご紹介します。

 都留市は「機織りの街」の中心地であったため、「卸」「商人の街」といった雰囲気が残っています。その当時を代表する建築物が都留市商家資料館(旧仁科家住宅:都留市指定有形文化財)です。
 都留市商家資料館は大正中期の建築で当時は絹問屋でした。都留市商家資料館(旧仁科家住宅)には当時を知ることのできる貴重な資料が展示されています。
 旧仁科家住宅は和洋折衷の建築様式をとっており、外観は日本に昔からある商家造りの建築物ですが館内に入ると書院造りの和風部分と大壁造りの洋風部分からなっていることが分かります。

 都留市内、国道139号線沿いを歩いているとところどころに擬洋館建築の建物があることに気がつきます。こういった建物も、かつては商家として使われていたのでしょう。

 都留市商家資料館の近くには山梨県富士工業技術センターの前身である山梨県工業試験場が現在の谷村工業高等学校付近にあったと言われており、その当時の写真も都留市商家資料館に展示されています。

 都留市商家資料館は郡内織物産地の歴史を知るうえで重要な施設であると言えます。

 中には所狭しと、古民具が並べられ一つ一つが美術品の様です。また、内装は和風な外観からは想像がつかない不思議な空間になっており、建築に興味がある方も楽しめると思います。
(尾形)

山梨県工業試験場



化粧室への渡り廊下。奥が化粧室。「洋」の建築様式が垣間見える。




「玄関の間」と時計。「玄関の間」は集荷された織物の柄や長さ、キズの有無などの検査や積み荷の間として使われていた。







2階から。都留市商工会館や土蔵群が見える。










奥の間の組子細工。

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都留市商家資料館
所在地   : 〒402-0053
          山梨県都留市上谷三丁目一番20号
開館時間 :  午前10時~午後4時
入場料  : 無料(50名以上の団体の場合は事前に連絡が必要)
休館日  : 月・水・金曜日(祝日は開館)
         祝日の翌日
         年末年始(12月28日~1月4日)
         館内整理日
電話番号 : 0554-43-9416
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2011年10月3日月曜日

蛇口ひねればミネラルウォーター!!

郡内織物産地のいいところを挙げるとしたら、まず「水」だと思います。

この地域の下には富士山の育む地下水脈が広がり、そのキレイな水が湧き出る真上にあるのが、この郡内織物産地だといっても間違いではないでしょう。ところによっては富士山の天然水をくみ上げて水道水に用いているので、ペットボトルに詰めればミネラルウォーターとして売れるくらいのキレイな水が蛇口からでるんです!

織物業には水が必要不可欠です。豊富な水資源は、かつて織機の動力としても使われていたらしく、水と郡内織物産地の深い関わりをうかがい知ることが出来ます。
特に糸を染める段階では水はとても重要であり、水の違いで染め上がりの色が全く違ってくると言われます。
昔からこの産地が高級生地を織っていたのは、この水があったからこそなのではないでしょうか。

様々な顔を見せる「郡内の水」をご覧ください。


①富士山の雪解け水が10年間かけ濾過され、湧き出る忍野八海。水面に揺れる水草。

②天候により様々な色に変わる忍野八海。

③普通、山奥の清流に住む川魚が気持ちよさそうに泳いでいます。

 ④水深8メートルもあるのに、空気のように澄んでいる忍野八海の水。

 ⑤西桂町にコンコンと湧く水。すぐ近くでは、織物を織る音が聞こえてきます。

 ⑥小さな川が町中を流れます。たまに渓流魚の姿まで見ることが出来ます。

 ⑦水草は酸素の気泡を出しながら、水面に揺れていました。このときは、ちょうど水草の花が咲いていました。

 ⑧豊富な水量を誇る、桂川。


 ⑨郡内地域は傾斜が激しい為、川の勢いも荒々しいです。

⑩水の透明度はピカイチ!

⑪桂川と富士山が作りだす風景は、郡内地域の宝です。

⑫山の中にひっそりとたたずむ西湖。70年前に絶滅したと思われていたクニマスが発見されたのはここです。

 ⑬ハワイのビーチではありませんよ!西湖のビーチです!



郡内織物地域で美しい生地が多く織られているのは、このような環境があってこそ生まれるのだと思います。どこも気持ちのいい場所ばかりなので、休日はゆっくりと水を眺めに富士の麓に足をのばすもいいですよ☆ (高須賀)